漢字を使う日本人は中国語を学ぶのに有利なのでしょうか?
答えは「超有利」と私は考えます。
どこにアドバンテージがあるのか、私なりの考えをまとめましたので紹介します。
①何も勉強してなくてもスタートラインがすでにTOEIC300~400点レベル
「今天的考试比较简单」
この文章なんとーくわかるような気がしませんか?
訳すと「今日の試験は比較的簡単だった。」
皆さんの予想とほぼ一致、もしくはあたらずとも遠からずだったのではないでしょうか。
実はこの文章、HSK3級レベル。
つまり日本人は勉強していなくても既にTOEICの300~400点レベルにいるのです!!
もっとわかりやすい例を見てみましょう。
「我是日本人」私は日本人です。
これはもうパッと見でわかりますね!
しかも、この漢字は全て日本語と一緒なので新たに覚える必要はありません。
「春天倒了、天气暖和了」
雰囲気的に、「春到来、天気が温かくなった」かな、と。予想がつきます。
「足球」
足…球…あ!サッカーか!
このようになんとーく、たぶん、と予想をつけることができるのです。
これは同じく漢字を使う日本人ならではのアドバンテージ!!
②日本語と同じな単語が結構ある
運動 → 运动
西瓜 → 西瓜
電車 → 电车
簡体字になっているとはいえ、同じ単語を使うことが結構あります。
西瓜はまんま「西瓜」ですし!
なので他の国の人に比べて覚える量が少なくてすみますね。
③音読みにすればn/ngの判断がつく
中国語の「ン」はnとngがあります。
an → 舌が上の歯茎内側にあたる。案内(アンナイ)のンと同じ発音
ang → 舌の奥が軟口蓋の方にあたる。案外(アンガイ)のンと同じ発音
漢字だけ見た時にどっちのンだっけ?と思ったら音読みにしてみましょう。
音読みにしたとき、ンで終わるのは「n」、ンがつかないのは「ng」です。
これも漢字を知っているからこそ、わざわざ全部覚えなくても判断がつきます。
いや、そんな「ン」の違いなんてある???と思うかもしれませんが、
案内・案外・アンパンマン 「ン」の時の口はどうなってますか?全部異なっていますよね!
日本語には様々発音の「ン」があるのですが、ほとんどの人が意識していないため気が付いていません。
せっかくのアドバンテージ!今こそ中国語を始めよう!
中国のGDPは今や世界2位!
社会人になれば中国と取引する機会も出てくると思います。
商談の際は基本的には英語になりますが、交流の際に中国語で会話するととっても喜ばれますし一気に打ち解けることができます。
中国語ができる日本人は実際のところそれほど多くはありません。
だからこそ、とても珍しい!嬉しい!と言ってもらえますし、打ち解けるととても良くしてくれます。
私もちょっとした依頼だったのですが、中国語でメールを書いて送ったらいいお返事を頂けて更には「あなたが中国語を勉強してくれて嬉しい」とのコメントもつけてもらえました。
さぁ!今こそ中国語を始めるとき!
ちょっとした挨拶文だけでも覚えてみませんか?きっと役に立つはずですよ!
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